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地域猫を考える(2017.1.31)

地域猫活動について学ぶために、清瀬市では毎年「飼い主のいない猫対策セミナー」を開催しています。

何回も何回もセミナーを聞いて、その都度考えるのは、地域猫活動の理念はシンプルであり、完璧に実行できれば猫の殺処分ゼロだって可能だろうということです。

でも、シンプルであるが故の悩みもあります。

想定外の出来事が起こったときに、どう対処すれば良いか分からなくなるのです。

地域猫活動の実行には、やる気溢れる前向きの行政マンと、何があってもくじけず理路整然と説明できるボランティアと、誰とでも意見を交わし困難にもめげず町のために働く住民が必須です。

地域猫活動は猫の為ではなく、人の為の活動であるということは、それなりの社会資源=人材がなければ実行不可能ということ?

完璧な人間なんていない。
永遠に変わらないものなんかない。

役所はしょっちゅう担当者が変わる。
ボランティアも家庭があるから、急な要請に応えられないこともあるし、気が弱い人もいれば、人と上手に話せない人もいる。
住民だって、みんながみんな、猫に理解のある人たちばかりではありません。猫なんて見たくもない、という人だっているでしょう。

では地域猫活動は机上の空論なのでしょうか?そうなんでしょうか…??

地域猫、地域猫と言っておりますが、実は清瀬市では地域猫活動を(理論通り)完璧に遂行している場所はありません。

でも、地域でそれなりに認められている猫たちはたくさんいます。

寛容に支えられながら。

それで良いのではないでしょうか。

地域猫活動や地域猫対策の理論や方法を知っているのと、全く知らないのとでは、人や猫への対応の仕方に雲泥の差があると思います。

地域猫という究極の理想を目指しているからこそ、たとえ完璧な地域猫でなくても、その場所でベストの対策が取れると思うのです。

夢でも理想でよいではありませんか。
一歩一歩、近づく事が大切。

もし全ての人が、
望む望まないに関わらず、
何千年も前から人の近くで生きている猫という小さな生き物のことを気に掛けて、
人と猫という種の違いを超えて共に生きていこうと
もし少しでも思ってくれるのであれば、
それで良いのです。

人はそれほど偉いですか?
猫よりも犬よりも立派な動物ですか?

なんてことも考えつつ。
今日も夜は更けます。

今年も1カ月が、
早くも終わろうとしています。
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人間はめんどくさいねぇ〜。

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by kiyoseneko | 2017-01-31 20:55 | その他 | Comments(0)

美猫のハナちゃん(2017.1.28)

猫の譲渡は大変難しい活動の1つです。
譲渡できれば誰でも良いわけではないからです。病気や性格に問題のある猫の場合、里親さんに迷惑をかけそうだと思うと、譲渡を諦める事もあります。

でも可愛くて健康で性格の良い猫は、かならずもらわれて行きます。そういう猫はこちらの情が移る前に、早めに良いおうちを見つけてやらなければと思います。

ずっとずっと前に保護した子猫が、飼い主さんに可愛がられて今も幸せに…。

それだけでこちらも幸せになれます。

以前も紹介したハナちゃん。
市内の団地で、車のエンジンルームに入り込んで、レスキューしてもらった時は、機械油にまみれた可哀想な子猫でした。

団地内では保護できないという事で、うちで預かって里親募集。成長するにつれて半長毛になり、とても素敵なご家庭にもらわれて行きました。

あれから何年経つでしょうか?

ハナちゃんは今も元気です。
相変わらず美猫さんです。
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飼い主さんは、とても素敵な方です。
ハンドメイド教室を運営なさってます。

アトリエ・ローズ・フルール

ハナちゃんファンが急増中だとか。

ハナちゃんという名前も、もしかしたら、最初からフラワーアート教室の看板猫になる運命だったのかな?(写真撮影:Nさん)

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by kiyoseneko | 2017-01-28 22:25 | 里親さんだより | Comments(0)

猫の耳の中のイボイボ(2017.1.24)

わが家の今年7歳になるコムギ♀。

6年前にうちの近くの空き家にフラリと現れた子です。

「変な猫がいるの、来て!」と近所の人に呼ばれて駆けつけると、身体中がベトベトしたものに覆われ、短毛なのに毛玉がポコポコできていて、ガリガリに痩せてフラフラした、本当に変な猫がいました。

成猫の大きさなのに体重わずか1.8キロ。

どうやらネズミ捕りシートにくっついてしまい、その後、捨てられたようでした。

人には馴れていたけど、精神的にとても不安定な猫です。若い頃は、急に唸ったり、抱っこしてても何かの拍子に突然パニックのように腕から飛び出して恐怖に満ちた目でこちらを見つめる、なんてことも。

全くコミュニケーションが取れず、他の猫にいつも虐められていたので、仕方なくケージ暮らしとなりました。

ケージには、ぐるりとペットシーツを巻いています。コムギは真後ろにおしっこを飛ばすのです。

コムギと名付けたのは、こんがり小麦色だったから。単なるキジトラではない、赤みがかった茶色です。

たまに動物病院に連れて行くと、先生が「本当にコムギという名前がぴったりね」といつも褒めてくれますの。美人猫さんです。
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今は4キロを超えています。
たまにケージからソロソロと出てくるようになりました。

それで気がついたんだけど…。
なんと耳の中に黒っぽいイボイボがビッシリとあるんです‼︎

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初め見たときは、マダニがついてるのかと思いました。赤黒い変な色をしているから。

もともとコムギは保護時から下痢や軟便ばかり。体にフケが多くて、毛がいつもベトベトしてて、体質なのか耳の中も茶色っぽくてベトベトしていました。

しばらく他の老猫の看病にかまけていて、コムギの事をかまってやってなくて、気がついた時には耳が酷い状態に。

いつからこんな風に耳の中がイボイボになったのかすら、分かりませんでした。

よく見ると、もう一方の耳にも同じようになってました。耳の穴が埋まってしまいそうなぐらい、ボコボコとキノコみたいなものがたくさん。

悪性だったらどうしよう…。

という懸念は、病院の先生の「あァこれね、たまにこうなる子がいるのよ、前も見た事がある」の一言で吹き飛びました。

悪性ではないそうです。
(よく考えたら、悪性腫瘍なら両耳にはなりませんよね…)

体質とのこと。

先生と看護師さんに、耳の奥まできれいに掃除してもらいました。耳の奥から真っ黒いベトベトした耳垢がたくさん出るわ出るわ。

検査の結果、マラセチアと細菌が見つかりました。

イボイボはレーザーで取ることもできるけど、大きいのから小さいのまで数え切れないほどあって、取ってもまた生えてくることもあるから…と、点耳薬だけでしばらく様子を見ることになりました。

それにしても、猫の耳の中がこんな風になるなんて。本当にびっくりしました。

今回、ケージから出て来てくれたから発見出来たのだけれど、やっぱり猫は時々、無理矢理にでも触って全身を見て、異常がないか見てやらなければ…と反省しました。

飼育数が多いことは、決して良いことではありませんね。みんなに同じ愛情を注いでるつもりでも、やはりどこかにひずみが出てしまう。

今回のコムギの耳の中の異常は、どの猫も1匹ずつ、丁寧に大切にケアしてやらなければならない事を改めて教えてくれました。

ごめんね、コムギ。
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by kiyoseneko | 2017-01-24 01:08 | 猫の健康と病気 | Comments(0)

幸せになってね、ななちゃん(2017.1.23)

昨年、アパートに取り残されていた高齢猫のななちゃん。
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ななちゃんのお世話に通い続けてくれた方の願いが叶って、これ以上の里親さんはいないというほど、ステキなおうちの子になる事ができました。

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優しいお姉ちゃんに撫でてもらって幸せ。

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お友達もいます。

このおうちでは以前も高齢の病気の猫さんを保護して最期まで看取ったそうです。

「また同じような境遇の猫を迎えたい、最後の日々をお世話してあげたい…」と。

子猫ばかり飼いたがる人が多い中で、このようなご家族もいる。

そして、我が身を顧みずに猫の保護に尽力してくれたR子さん。R子さんを支えて、遠方の里親さん宅まで2回も車を出してくれたご家族も。

時には人間不信になるこの活動ですが、信頼に足る素晴らしい人がまだまだたくさんいる。

人には希望がある。

みんなにありがとうと言いたいです。

ななちゃんは、今回の里親募集をきっかけに不妊手術を受けました。

10歳を超えた高齢猫。
子宮が倍以上に膨れ上がっていたそうです。そのままにしていたら、いつか破裂していたかもしれなかったと。

たった1匹の猫を巡り、たくさんの人たちが動いてくれました。

ななちゃん。
幸せになってね。
それがあなたのR子さんへの恩返しです。

里親のFさん、ななちゃんをよろしくお願いします。心から感謝します。(写真:里親F様)

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by kiyoseneko | 2017-01-23 10:35 | 里親さんだより | Comments(0)

まず現実を知ることから(2017.1.12)

昨夜のNHKクローズアップ現代+「ペットビジネス・遺伝病の闇」
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3915/index.html

11月の「ペット多頭飼育崩壊」に引き続いての衝撃。

ペットに関心のある人たちには既成の事実。
この手の話は、そこらじゅうから漏れ伝わってきます。

でもおそらく、一般の人たちは、こんな事実があることを知らない。
そういう意味でも、誰でも見られる番組がもっと放映されることを願います。

ペットショップの生体展示を前に
「キャー!!小さい!!可愛い!!」と叫んだり、

ケースをバンバン叩きながら
「飼いたい~~、ねえ、お母さん、この子、絶対飼う~~」と、
大騒ぎする子どもを注意しない親。

想像してみてください。
自分が狭い部屋に閉じ込められ、
寝食や排泄の様子を、
ぜんぜん知らない人にじろじろ見られて、
挙句の果てに外で大騒ぎされたら、
どう思いますか????

犬や猫だから痛みは感じないとか、
犬や猫だから心がないとか、
犬や猫だからどんな扱いをしても良いとか。

もうそろそろ、やめませんか??

小さいものを慈しむのは、とても良いことです。
でも犬や猫の立場になって考えてみてください。

愛情やぬくもりや、
兄弟との遊びやケンカや、
他者との付き合い方を学ぶ社会化がまだまだ必要な子犬や子猫を、
お母さんから引き離すのは、やめませんか??

そして、珍しいからとか、
見た目が可愛いからとか、
人気の種類だからとか、

服やバッグや車を買うように、
犬や猫を選ぶのはやめませんか??

加えるなら、
ショップに並ぶ犬や猫には必ず兄弟がいました。
その陰に、もしかしたら、
陽の目をみられなかった数十匹の兄弟がいたかもしれません。

賢い消費者でありたい。
そして、賢い、犬猫オーナーでありたいです。

そもそも日本では、「動物は命ではなく物」扱い。
売れなければ処分、衰弱虐待の飼い方でも猫は他人の所有物だと保護できない。
迷子の猫を保護して届け出れば、警察署では落し物管理係にまわされる。

そのたびに感じる違和感は、
私だけのものではないはずです。

もうそろそろ、ごくごく普通の、我々のような一般市民から、
変わりませんか???

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何年か前に、市内で保護したペコちゃん。
市内にスコティッシュフォールドを素人繁殖している家があったそうです。
管理が行き届かず、交雑して、いらなくなったから捨てられたようです。
そんなことが、つい何年か前まで、清瀬市内では行われていた…。今もあるかもしれません。
ペコちゃんは、スコの血を濃く受け継ぎ、骨に異常があります。里親さんはそれを承知で引き受けてくれました。今は元気に、とても幸せに、暮しています。(写真撮影:里親のHさん)



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by kiyoseneko | 2017-01-12 12:29 | 活動 | Comments(0)

ジャス君、元気でよかった!(2017.1.10)

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食欲が落ちて元気のなかったジャス君は、
Yさんのおうちの子に。

まさか....
「あの」ジャス君が
飼い猫になるなんて(@_@)

と思うほど
生粋の野良さんだったのです。

病院で毛玉をカットしてもらって、
ボロボロの歯は抜いてもらいました。

長年、外暮らしのオスにはよくある、
エイズだったけど発症はしてない。

今はゴージャスな、
3段ジャスタワーに入っています。
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ご飯モリモリ食べて
体重も増えてきたそうです。

外で生きる猫も、
ご飯をもらうだけではなく、
こんな風に最後まで、
優しくお世話をしてもらえれば、
みんな、みんな、安心ですね。

すべての猫さんが
それぞれの幸せを
見つけられますように、、、
(写真:N.Yさん)


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by kiyoseneko | 2017-01-10 18:49 | 里親さんだより | Comments(0)

新年ご挨拶2017

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昨年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
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by kiyoseneko | 2017-01-02 02:34 | Comments(0)