カテゴリ:地域猫・TNR活動( 3 )

ミャコちゃん(2018.5.6)

1月に市内のTさんが保護したミャコちゃん。
(保護の経緯はこちら→1月22日ブログ

3ヶ月にわたる通院と看病と闘病の末、4月29日に亡くなりました。
最後まで立派に病気と闘いました。

保護されるまで、10年近く、外でずっとご飯をもらって生きてきたミャコちゃん。
最後の最後はTさんの腕の中で亡くなったそうです。

頑張ったね。
すべての苦痛から解放されて
安らかに。

(写真のイラストと文は、会員HさんがTさんに向けて描いたものです)
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追記(5月8日):イラストと文の作者・Hさんからコメントがありました。
「夜中にミャコちゃんの声が聞こえた気がしました。Tさんだけにではなく、世の中の優しい餌やりさんに向けた猫たちの気持ちのように感じました」。



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by kiyoseneko | 2018-05-06 12:18 | 地域猫・TNR活動 | Comments(0)

まるちゃんと茶太郎、そして茶々のこと(2018.4.16)

「まるちゃんがいなくなって1カ月たちました」
「いつも一緒にいた茶太郎も去年の7月に姿をみせなくなりました」
と、メールをもらったのは今年3月末。

まるちゃんとは、市内の団地の片隅にある公園で近所の方々から可愛がられ、大切にされていたアイドル猫です。
行方不明になって、市役所に問い合わせたところ、近くで収容の要請があったものの、残されていたのは血痕だけで猫の姿はなかったということです。
おそらくそれがまるちゃんだったのだろうと、諦めるしかなかったそうです。

ご近所の方が気付いて埋葬してくださったのでしょうか。
茶太郎に続いてまるちゃんもいなくなり、公園は猫が一匹もいなくなりました。

この公園の前を通ると、まるちゃんは大抵、ちょこんとベンチに座っていました。
近くを通る人に頭を撫でられている姿を目にすることもありました。
それでも時には「餌をやるな」という妨害行為があったようです。

年老いた小さな猫の存在も許されない。
そんな町は悲しいです。

まるちゃんと茶太郎は、最後まで可愛がられ、今は団地の最上階よりもはるかに高い空の上で駆け回っているのかもしれません。
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2017年、在りし日のまるちゃん



まるちゃんがいる公園から遠く離れたN地区の住宅街。
7年前に飼い主の入院で取り残された猫7匹のうち、唯一、今まで逞しく生きていた茶々が3月半ばに入院しました。

「3日間、ご飯がまったく減っていない」「寝床から動かない」と相談を受け「これは一大事」と保護を試みるも失敗。
その翌日、ずっとご飯をあげていたYさんと、ご近所の別のYさんが、茶々を洗濯ネットの中に追い込み、病院に連れて行ってくれました。

左脚の裏から甲まで傷が貫通。
腫れていた部分から膿がどっと出たそうです。
ずっと食べていなかったからか、腎臓の数値が驚くほど悪くなっていたそうです。

治療の甲斐あって傷は治ったものの、強制給餌と点滴をマメにしなければならず、今も入院中です。
飼い主亡き後、誰からも触られたことのない茶々。
病院の先生と看護士さんの腕は傷だらけ。

一旦リリースすれば、二度と捕まえることはできない茶々。
退院したら、どうしてやるのが一番良いのでしょう。
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2011年撮影。まだ若かった茶々。活発で野生的、でも手術済みの女の子♪

ずっと顔なじみだった猫が事故や病気や高齢で亡くなったり、入院するのは寂しいことです。いつもの場所に猫の姿がないのは悲しいことです。

でも、不幸な猫がいなくなることを目指すとしたら、これはこれで、良いのでしょう。

頑張って生きてくれてありがとう。


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by kiyoseneko | 2018-04-16 23:07 | 地域猫・TNR活動 | Comments(0)

猫の出産が始まっています(2018.3.27)

先週、会長に相談がありました。
「アパートのベランダで子猫が生まれた」。

清瀬で子猫の相談は5月頃からが多いのですが、
温暖化で猫の出産が早まっているのかもしれません。

庭やベランダで猫が出産してしまったという相談は、しばしばあります。
ですが、母猫をTNRせず子猫だけの保護はしておりません。

母猫を先にTNRしても子猫は育つかもしれませんが、育たない恐れもあります。
子猫だけを保護すれば母猫はどこかに行ってしまうでしょう。

また、赤ちゃん猫を育てるには昼夜2時間おきの哺乳が必要です。
ずっと家にいて猫の世話をする専任のミルクボランティアは会にはいません。

様々な事情を鑑み、猫耳の会では次のようにお返事しています。

「母猫から子猫をとりあげれば、母猫はまた妊娠して出産してしまいます。」
「母猫が子猫を離乳まで育ててくれれば里親募集できるかもしれません。」
「子猫が離乳すれば母猫はTNRできます。」
「しばらくそのまま、見守ってやってくれませんか?」

猫に餌をやっている方へ、改めてお願いです。

猫への餌やりは違法ではありませんが、不妊去勢手術しなければ、メス猫は年に2~3回出産します。
1回の出産で2~7匹の子猫が生まれ、子猫もメスなら4~6ヶ月で妊娠可能です。

東京都は殺処分ゼロを目標にしていますが、世界遺産登録を目指す沖縄の奄美大島では、野良猫が増えすぎたため環境省が大量捕獲して、譲渡できない猫の殺処分を検討しています。前例ができれば、その動きは島しょ地域に限らず、全国に広がる恐れがあります。

どうか猫を増やさないで下さい。

清瀬市の猫たちの命運は、餌をやり、世話をしている方々の手にかかっています。
ためらわず不妊去勢手術をしてください。
きっと安心しますよ。手術の相談に来られる方は、手術を終えた猫が捕獲器から元気よく外に飛び出して行くと「これで安心して眠れる」と仰ることが多いです。

市には「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術助成金」があります。
猫耳の会は、TNR(捕獲・手術・返還)のお手伝いをしています。
まずご相談ください。

清瀬の猫たちが、嫌われ者にならず、人と猫が穏やかに幸せに暮せるように。
よろしくお願いします。

写真は猫の不妊去勢手術をお願いするための試作ポスターです。イラストは「いらすとや」さんの無料イラストを使用しています。
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by kiyoseneko | 2018-03-27 11:19 | 地域猫・TNR活動 | Comments(0)