カテゴリ:環境( 10 )

オナガのヒナは結局…(2015.8.13)

昨日、ヒナの巣立ちを願ったばかりだったのに(T_T)
今朝、巣がめちゃくちゃになっていて、ヒナは木の下で無惨な姿で見つかりました。

夜間だと思いますので、猫に違いありません。雨が降ってたから猫は来ないと思ってたのに。残念です。

ここは以前も巣立ち直後のキジバトのヒナが猫にやられた場所。

せめて1羽だけでも巣立てば、オナガに対する罪滅ぼしになるかなぁなんて…甘い考えは、見事に蹴散らされました。

成長を楽しみにしてたのでぽっかりと心に穴があいてしまいました。

でも猫を恨むのは筋違い。
これが自然の掟、野生の厳しさだから。

猫は野生動物ではないのだけれど。
人が持ち込んで外で増やした。
猫だって、ある意味、犠牲者かもしれません。

ついこの前、やはり、家族で見守っていたツバメのヒナをカラスが食べていたという新聞投稿を読みました。投稿者は、我々人間だって他の生き物の命をいただいて生きている、カラスを責めるのは身勝手だと書いていました。同感です。

猫の情報収集で戸別訪問すると、飼っていた小鳥を猫にやられたという話をよく聞きます。

でもほとんどの方がおっしゃいます。猫がやったことだから仕方ない、気をつけなかったこちらが悪かった、と。

中にはその事がきっかけで、猫に恨みを持つ人もいます。その人の気持ちもよく理解できます。

要するに生きることは、簡単ではないということです。常に死と隣り合わせであり、生=死、表裏一体であるわけです。時には運も強く作用します。あと1週間、雨が降らず、ずっと熱帯夜が続いていたら、猫もグッタリで出歩かなかったかもしれません。

諦めきれないのか時々、親鳥らしいオナガがやってきては庭を覗いています。切ないです。


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by kiyoseneko | 2015-08-13 13:50 | 環境 | Comments(0)

オナガのその後(2015.8.4)

先日のブログに野鳥のヒナには手を出すべきではないと、えらそうに書きました。

が…。

朝、親鳥がギャーギャーうるさいので巣を見ると、1羽は墜落(死亡)、2羽は頭を下にした状態で崩れた巣の端からダラーンとぶら下がっていました。

木の枝や土、シュロ以外に、巣材に使われていたのは梱包用のプラスチック紐。裂くと糸状になる紐。こんな巣材しか集められなかったのでしょうか。

その細い糸が2羽のヒナの脚に絡みついてぐるぐる巻きになっていました。巣が崩れ、宙づり。

ふと目を落とすと、繁みの陰から近所のミケが狙ってる!(おまえさん鋭いねぇ。)

急いでぶら下がっている糸を切り落とし、2羽を引き離そうとハサミを隙間に入れても、がっちり食い込んでいてすぐには切れません。

ようやく2羽を離すことができましたが、1羽は食い込みが深く出血しています。

でも生きてる!
かなり弱ってはいますが…。

この日、朝から夕方まで、どうしても家を空けなければならず、申し訳ないと思ったのですが近所のYさんに助けを求めました。

オナガは清瀬市の鳥だから、大切にしなくては、とのYさんは、カルガモのヒナを育てて放鳥したこともあり、ずーっと昔にはオナガも育てたことがあるそうです。

心強い!!

結論から書きますと、全部で6羽のうち4羽は亡くなりました。鳥のヒナは本当に弱いものなのだそうです。エサも食べて糞もたくさん出していたけど。何度も落ちていたので見えないケガやストレスもあったかもしれません。鳥のヒナの急死は多いそうですから仕方ありません。

それにしても、鳥の巣があんな風にボロボロ崩れるのは理由があったと思われます。

改めて見ると、どうもおかしい。
最初からここに巣を作っていたのではないと確信しました。(植木屋さんが隣家の木を切っていて巣を見つけ、我が家の庭木の間に移動させた??)

落ちたヒナに怪我したヒナ。
もう親鳥に返せないとガッカリしかけた時、Yさんのひとこと。

「鳥の種類にもよるよ。オナガはすごく愛情深い鳥だからよっぽどのことがない限りヒナを見捨てたりしないと思う。ヒナをとられたと思って親鳥だけではなく、親戚一同でやってきて、返せ〜返せ〜ってギャーギャーすごいことになった家があるもの。」

そうなんですか〜!!(≧∇≦)

崩れた巣にいた最後のヒナも夕方には下に落ちていました。

Yさんの指導を受けて夜のうちに園芸用のハンギングバスケットを改良した巣を木に取り付け、残った元気なヒナを2羽入れておきました。

今朝無事に親鳥の姿を確認。ピーピー鳴いてエサをせがむ鳴き声も聞こえていました。

それでも育つかどうかはわかりません。
カラスや猫も狙っています。
台風やゲリラ豪雨もあるでしょう。

亡くなった兄弟の分までたくさんご飯をもらって、早く大きく逞しく育ちますように。

今回は野鳥についていろいろ勉強させていただきました。Yさんありがとうございました。
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亡くなったヒナたち。まだ目も開いてなかったことが救いです。(Yさん撮影)









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by kiyoseneko | 2015-08-04 09:32 | 環境 | Comments(0)

オナガのヒナが…(2015.8.2)

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夕方、庭に出たら鳥のヒナが3羽地面に落ちていました。まだ目も開かず、羽根も生え揃わず。1羽はすでに冷たくなってました😢

今朝、うちの庭に面する隣家の大きな木を植木屋さんが切っていました。何があったのかわかりません。でもそれが原因であることは間違いありません。
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巣は我が家の庭の木にありました。最近オナガをよく見かけるなぁと思ってましたが、まさか、こんな住宅街のど真ん中に巣をかけるとは思ってもいませんでした。隣家の木が繁っていて親鳥の出入りも見えませんでした。

もっと早く気づいてたら…。

2羽は巣に戻しましたが、さっき見たら、また1羽落ちていました。しつこく戻しましたが、また落ちているかも。

日本野鳥の会のホームページを見たら、落ちたヒナを拾わないでというキャンペーンを長年やってるんですね。それだけヒナが巣から落ちたり、巣立ったヒナが拾われるケースが多いということですね。

まだ目も開いてないオナガのヒナ。
この手で育てて放鳥する自信はありません。野生を生きるのは過酷です。生きる術を親鳥から教えてもらえなければ、外の世界では生きていけないでしょう。

命を救うことはできても、その後、自力で生きていけないのなら助けることにはならない。ヒナを拾うなというのには、それなりの理由があるのですね。きっと。

夕方まで、オナガのゲーゲーという声が近くに聞こえてました。親鳥がいることは間違いないのです。

猫なら保護できるのに。

それはペットとして人と共に生きる猫と、人とは生きられない野鳥との違いです。

そう自分に言い訳しつつ…。

すべてが育つのは無理でも、1羽でも巣立ってほしいと、祈る思いです。


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by kiyoseneko | 2015-08-02 20:01 | 環境 | Comments(0)

東所沢セミナー参加(2015.3.23)

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昨日開催された東所沢セミナーにお邪魔させていただきました。

とこ猫にネットと共催の東所沢飼い主の居ない猫を考える会。当会の会員でもあり、地元に住んでいる素晴らしい女性が、地元のボランティアさんたちと共に立ち上げた、これからの会です!

チームSLPの田矢さんのお話は実体験がメインなので、とても分かりやすくためになります。皆さん真剣に聞き入っていました。

実は会場に来る途中、猫を見つけて追いかけてるうちに道に迷ってしまいました。その時、声をかけて案内してもらった近所の人とお話をすることができました。

猫が多くて困っている、それと同じぐらいゴミの量に困っているとのこと。

来る途中、道路沿いの植え込みには、通行する車から投げられたとおぼしきゴミが散乱。ほとんどがお弁当の空き容器や残飯。一匹の猫がモグモグ何かを食べていました。(お腹こわすよ!)

もしこの近所で地域猫活動をするのなら、まず、ゴミの不法投棄の取り締まりだろうと感じました。現に真昼間からゴミを食べに来る猫の姿があるわけです。目立ち過ぎる。

清瀬も一時期、同じような状況がありました。TNRをしていたある餌場はゴミだらけでした。猫の様子を見に行くたびに、私もゴミ拾いをしました。そこでの餌やりさんも、深夜、餌をやるたびにゴミを集めてくれました。誰も見てなくても、そのような積み重ねは大事です。

10数年ほど前、とある掲示板に、清瀬の奴らは民度が低いと、清瀬の人が自虐的に書き込んでいたことがあるそうです。

その頃の清瀬は野良猫は多い、捨て猫も多い、さらにゴミも。川の中にソファやバイクや自転車やエアコンの室外機が投げ込まれていて、清瀬の外からの不法投棄かもしれませんが、ずっと放置され、それはそれは、ひどい状態でした。

町がすさめば、人の心も荒みます。

つい最近でも、当会の会員が通勤途中に生ゴミを食べている猫をよく見かけるので気になるという話が出ました。猫はもちろん気になりますが、その前に、ゴミを直接漁ることができる状態が問題だろうと思います。

その後、清瀬市では、心ある方々がなんとかしようと立ち上がり、川の掃除や町の掃除を始めてから、徐々に改善されてきました。野良猫対策もその延長線上で、地域の生活環境改善として認めてもらえたのだと思います。

埼玉県では今年度から県内の指定地域で、野良猫不妊去勢手術への助成金がおりるようになりました。所沢市は、これからますます頑張ってくれると期待しています。

東所沢の会員からのメールによると、掃除はしているそうです。45リットルごみ袋が毎回満杯。ご苦労様です。そのゴミと野良猫被害の二重苦を背負う地元住民のために、今の活動は必ず役立つと思います。批判と応援の狭間に立つボランティアは一番大変ですが、頑張ってください。
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by kiyoseneko | 2015-03-23 08:52 | 環境 | Comments(3)

子猫が道路で(2014.6.6)

市内を車で走っていたら、道路の端に白い物が。

路上に何かが落ちていると、一瞬ドキッとするのです。生き物の死体かと。

大抵は、大きな枯葉だったり、レジ袋だったり。

今回も、レジ袋だと思ってそのまま横を通り過ぎた目の端で、白い毛を確認。あっと思い、停まろうとしましたが、後続車がいて停まれない。

ぐるっと回って、元の場所へ。
おそらく生後2ヶ月程度の子猫。
頭部は轢かれて原型がなく、小さな身体も路面に張り付いています。

少し先にあるコンビニの駐車場に入り、タオルとビニール袋を持って現場に戻ると、あれっ?

女性が2人、ダンボール箱と黒いビニール袋、スコップを持って今まさに到着。

路面に張り付いてしまった小さな子猫のむくろを、スコップで引き剥がし、回収。

鮮やかな手さばき。
眉をしかめるでもなく、ごく淡々と。

その光景に思わず駆け寄り、自分の猫でもないのに「ありがとうございます」と声を掛けてしまいました。

すぐそばに停められた車には「清瀬市」の文字。見回りパトロールの車。お二人のうち一人は、見覚えのあるお顔。

近くには保育園もあり、そのまま放置されれば小さな子供が目にすることになったかもしれません。

パトロール中に見つけたのか、通報があったのかわかりませんが、迅速に対応していただいて、ほんとうにありがたい事だと思います。

春に生まれた子猫は、今ちょうど2ヶ月ぐらい。我が家の保護猫と同じ月齢。

走れるようになって、何もかもが楽しくて、遊び回って。でも危険なことも多い。

あの子猫も、きっと外の世界が楽しくて楽しくて、走り回っていたのだろうな。

ついこの前まで、お母さん猫のおっぱいを飲んで、兄弟で体を寄せ合って眠って。

わずか2カ月。一番可愛い盛りです。
短い命でした。どこで生まれた猫なんだろう。母猫はどこにいるんだろう?

目に焼き付いて離れません。
哀れで、愛おしくてたまりません。

でも、市役所のお二人の女性のおかげで、子猫の魂も、わたしの心も救われました。ありがとうございました。
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by kiyoseneko | 2014-06-06 01:00 | 環境 | Comments(0)

猫砂代がバカにならない(2014.5.25)

現在我が家の猫トイレ。
数えてみました。
9個ありました(^_^;)

狭い我が家中を闊歩している猫たちが、代わる代わるつかうので、汚れるなんてもんじゃありません。少し掃除が遅れると、猫砂がドロドロ。

大袋3袋が3日でなくなります。

どうせ汚れて捨てる物だし、何かで代用できないかしら?と考えた時、保護猫を多く抱えている獣医さんの言葉を思い出しました。

「うちは新聞のチラシでも、子どものプリントでもなんでも、紙という紙は全て猫のトイレに使っている」。

そうでした。その手がありました。
そういや実家の猫は、猫砂なんて使ってなかった。全部新聞紙でした。

インターネットで見ると、新聞紙猫トイレを使っている方が結構いらっしゃるようです。

猫トイレにペットシーツを敷いて、その中に細かく切った新聞紙を入れるだけ。

つかってくれるかな??

我が家の一番大きいトイレ。
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開けたところ。︎
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しばらく新聞紙トイレで頑張ってみます。。
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猫たちの今後の反応はいかに??と思ってたら、猫がやってきて、使っている‼意外になんの抵抗もなし。

でも濡れたゴミは重力が増えるので、ゴミの処理にもお金がかかるそうです。赤ちゃんの紙おむつと同じと考えれば仕方ないのかな??

どなたか、無害で土に返って肥料になる猫砂を開発していただけませんか??もちろんお安く(^^)
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by kiyoseneko | 2014-05-25 12:23 | 環境 | Comments(2)

クレゾールを撒かないで!(2014.3.7)

近所の通りにクレゾールを撒かれて困っている、との連絡がありました。

あまりの強烈な臭いに、原液を撒かれたのでは?というお話でした。

ネットでかじっただけの知識ですが、クレゾール原液は皮膚から体内に吸収され、皮膚表面だけではなく内臓にまでダメージを与える劇薬なのだとか。

幼い子ども、妊産婦さん、アレルギー体質の人は特に要注意です。

通常100倍に薄めて使わなければならないそうですから、これを原液あるいは希釈が足りない高濃度のまま、不特定多数の人が通る道に撒くことには問題があると思われます。数ヶ月で分解されて無害になるとの記述もありますが、薬剤を大量に散布する時は、役所などに一度相談してからの方が良いのではないかと思います。役所には環境汚染などの詳しい資料があるはずです。

かつて病院で、殺菌消毒薬として多用されていたからといって、安全とは限りません。使い方を誤れば薬は毒に変わります。

以下、猫に関することとして。

このお宅は、近所のどこからともなく現れる猫を大変気に掛けて下さり、今までも、大怪我した猫を保護入院させて里親を見つけてくれたり、痩せた猫たちに餌を与え、その後、すべて手術してくれています。市や会の助成金を一部利用していますが微々たるもの。ほとんどの費用は私費です。今は2匹の手術済みの猫に、自宅敷地内で餌をあげていますが、それすら良く思わない人がいるのかもしれないと、不安を口にしておられます。

猫は鼻の良い動物ですが、たまに風邪をひいて鼻づまりを起こします。

小さな柔らかい肉球で高濃度のクレゾールを踏めば、火傷のように皮膚がただれるでしょう。猫は怪我を舐めて直そうとします。口から体内に入ったクレゾールは、肝臓腎臓機能に障害をもたらし、多臓器不全となって亡くなることは、素人でもわかります。

もし猫よけとして高濃度のクレゾールが撒かれたのだとしたら、これは猫よけではなく、駆除です。猫を殺して駆除することは、動物愛護法違反にあたる可能性が高く、別の問題が発生します。

あんたは、猫が好きだからそんなこと言うんだよ。という反論はあるでしょうが、殺してしまえばすべて解決という考えは、何を言われようと同意できません。猫に限らず。

春になると、クレゾールだけではなく、除草剤や殺虫剤、その他の消毒剤が撒かれる場所も増えます。今まで、猫が血を吐いて死んでいたとか、一度に大量死したというケースの発生は、ほとんどが春です。猫が発情してうるさくなり、オス猫が遠出する季節とも重なりますが、因果関係はあるのでしょうか?
農地や休耕地の多い清瀬では、ある程度の必要な薬剤散布は仕方ないにしても、どうか、猫をターゲットにした薬剤散布はやめて下さい。お願いします。
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昨年、保護した三毛。今は里親さん宅にいますが、この子がいた場所は、地主さんが遠くにいるので春は雑草畑となる空き地。除草剤で中毒になる猫も多いようです。そうなる前に、家族ができて本当によかった。昨日、久しぶりに里親さんから連絡がありましたが、またそれは別のお話です。
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by kiyoseneko | 2014-03-07 11:11 | 環境 | Comments(2)

猫はハンターである(2013.8.30)

気の優しい人は、最後の写真をみないでください。(但しモノクロ処理済み)

羽根だけ残し、キジバトの若鳥が哀れな姿になっていました。隣家の庭木にかけられた巣から、2、3日前に巣立ったばかりでした。

巣立ち直後、隣家の自転車のサドルの上に留まり、2回ほど親鳥がえさを運んできました。若鳥は羽根をバタバタさせてご飯をせがんでいました。

近所を徘徊する猫に見つからないといいけどなぁと、気が気ではありませんでした。ですが人が手出しすれば、親鳥は育児放棄するでしょう。キジバトのことはキジバトに任せるしかありませんでした。

ふと目を離したすきに、若鳥の姿はなく、急いで外に出ると小さな羽根が2枚。でも、鳥の羽根が落ちているのはよくあることなので、まさか、親鳥が近くにいて抵抗もせずに連れ去られてしまったとは思えませんでした。

2日後。深夜。近所の人からのメールで路上に置き去りにされた羽根だけの亡骸を確認しました。あまりにも哀れで、翌日、庭に埋めてやりました。短い命でした。

私たちはもともと猫が好きで、ボランティアを始めました。猫が悪者のように言われ、猫に餌を与えることが悪いことでもあるかのような扱いに対して、猫だって生きているんだから!と言い続けてきました。

でもキジバトだって生きています。
本能なのだから猫に罪はないのですが、巣立ったばかりの無垢なキジバトの方が、もっと罪はありません。

猫とはこういう生き物です。
お腹が空いても、空いていなくても、動く小動物や昆虫に飛びかかります。
人の力で制御できる範囲を超える生き物です。そもそも、人が他の生き物を制御しようという考えそのものが、傲慢なのかもしれません。

もっとも野鳥を襲うのは、猫ばかりではありません。清瀬市内でも、タカやカラスがムクドリやハトを襲って食べているのを、私自身も何回か目撃しています。そういう現実を踏まえると、猫だけを責めることはできませんが、「生きる」ことの不条理を、まざまざと見せつけられた出来事でした。
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by kiyoseneko | 2013-08-30 11:00 | 環境 | Comments(0)

猫と自然環境(2013.1.18)

公益社団法人日本愛玩動物協会に『愛玩動物』という会誌があります。
2013年1月号特別企画として「猫は優秀なハンター~猫と人と環境の共存を考える~」(獣医師の対馬美香子さん著)という記事がありました。

その中には、アマミノクロウサギを捕食する猫、ウトウという貴重な鳥の捕食後の残骸の写真など、ペットとしての猫しか知らない人にとっては、かなりショッキングであろう記事が掲載されています。

実は、市内でこんな話を聞いたばかりでした。
「外で餌をやっている猫が寝床にしている場所に、猫の吐き戻しがあった。変なものを吐いているのでよくよく見たら、中に小さい黒いくちばしのようなものがあった。野鳥を捕まえて食べたらしい。よく食べる猫なので朝夕、餌を大量にやっているのに…007.gif

清瀬市は自然環境に恵まれて、色々な野鳥がいます。今の時期、住宅街に特に多いのは、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ。大雪で餌がなかったため、弱っているところを捕食されたのでしょうか。

どんなに餌をやっていても、外を走り回る猫は、チョロチョロする小動物を見たら、狙わずにはいられないようです。十数年前、野良猫がまだまだ多かった時期、公園や川沿いを歩くと、鳥の羽根が一面に散らばっている光景をよく見かけました。カラスがハトを、タカがムクドリを、捕食している現場も目撃しましたが、主な犯人は、やはり猫だったのだと思います。

ここ数年、猫に手術をしてくれる人が増え、その光景もあまり見なくなりましたが、それでも、血が騒ぐのでしょうか、猫は小鳥や昆虫、小動物を襲います。猫が野生に戻る瞬間です。ネズミ、モグラ、小鳥、トカゲ、セミ、カマキリが、無残な姿で転がっているのをたまに見ます。猫の口の端からネズミの尻尾がダラリ…も見ました。猫は肉食動物であり、ハンターです。獲物を捕えた猫は興奮と喜びで目はギラギラし、意気揚々としています。ネコはキライだ、薄気味悪いという人の気持ちも、なんとなくわかります。

愛玩動物の特集記事で、一番驚いたのは「猫は野生動物への脅威として世界中で問題」になっていて、「IUCN(国際自然保護連合)の外来侵入種としてイエネコが、また、日本生態学会では侵略的外来種としてノネコが、ワースト100の動物の中にリストアップされている」ということです。

糞尿や鳴き声で人の生活環境を悪化させるばかりではなく、貴重な生物を捕食して自然環境を荒らすのも猫なのです。猫を愛護するあまり目をそらしたくなりますが、事実は事実です。むしろ、そこにしっかりと目を向けることが、猫の適正な飼育につながっていきます。

この記事は、結びにもこうあります。
「猫は与えられた環境で生きていくために猫として当然のことをしている」
「猫が野生動物を狩る状況を作り出し、生態系を崩す脅威として憎まれる存在にさせてしまっているのは誰でしょうか」
「動物の飼い主には、飼っている動物を幸せにするだけでなく、社会に対する責任もある」。

この先生の書かれていることは、本当にその通りだと思います。

そして、飼い主だけではなく、野良猫に餌を与えている方々も、そのことをしっかりと考える必要があります。お腹を空かせて可哀想というだけで、餌をやって猫をどんどん増やす。または餌やりを放棄して放浪猫にしてしまうことは、猫を嫌われ者にするだけではなく、社会的に非常に問題がある行為だということです。
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小さい頃から室内で育った猫も、庭に来る野鳥に大興奮です。
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by kiyoseneko | 2013-01-18 12:03 | 環境 | Comments(0)

清瀬の野良猫は絶滅するのか??(2012.8.22)

「そんなに手術ばかりしていたら、清瀬に野良猫がいなくなっちゃう」
と、ある人から心配の声がありました。

いなくなれば、いいですね。
そうしたら、当会は解散?あるいは猫好きのおしゃべり飲み会サークルにしましょうか?
不幸な猫の姿に心痛めることもなく、のんびり、わが家の猫たちと暮らせます。

残念ながら、それはまだまだ先のようです。

餌だけ与えて、どんどん増やして、いらない子猫は捨てるかセンターへの引き取り依頼。
あるいはそのまま放置で餌が足りず、栄養失調と病気の猫が大量発生。
餌やり(清瀬では「餌くれ」と言うようですが)を途中放棄して、放浪猫を大量生産。
もともと清瀬にいた猫を拾って飼っていたのだから、引っ越しするから置いていく、などということもあるでしょう。子猫は可哀想だから室内に、大きくなったから外で生きて行きなさい!!というのは、もはや捨て猫でしょう??人にすっかりなれて依存した猫が、外で生きていけますか??

こんなことがまだまだ多いから、清瀬猫の絶滅はありえません。

ですが、ある晩、ふと頭に浮かんだことがあります。
野生動物はある一定数まで減少すると、絶滅危惧種となり、徐々に数を減らしていきます。
同種の個体数が減れば交配のチャンスが減り、近親交配が進めば血が濃くなり、やがて絶滅。

野良猫には、同じような絶滅に至る道はあるのでしょうか。
清瀬市内の猫が、絶滅することはないでしょうけれど、ある場所で増えていた猫が、手術によって全くいなくなることはあり得ます。繁殖可能なメス猫の匂いに引き寄せられてオスが集まり、子猫が増え、コロニーとなっていくのですから、メス猫を手術した途端、他から来るオス猫はいなくなり、子猫も生まれず、減る一方となります。

町が道路や川や線路、建物などで分断されていけば、別の場所に移動する猫はますます減っていくでしょう。絶対数が減り、新しい猫を入れなければ、その場所に猫はいなくなるでしょう。
その時になって「ここの町内は猫がいなくなり、ネズミ大量発生」となるかもしれません。

猫の捕獲・手術の手伝いは「この場所では、何匹までの猫を手術して、何匹を手術せずに残すことによって、猫の数を一定数に維持する」などという綿密な計画があるわけではありません。

いずれ、そのようなことも必要になってくるかもしれません。
それは、おそらく、清瀬の野良猫が絶滅に瀕したとき。
1匹1匹を大切に、見守るようになるぐらい、猫の数が減ってきたとき。
夢のまた夢、ですね。
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by kiyoseneko | 2012-08-22 11:40 | 環境 | Comments(0)