カテゴリ:その他( 96 )

次世代へ!(2018.8.14)

アイドッグレスキュー隊という東京都を拠点とした動物保護団体があります。
読んで字のごとく、愛すべき犬を救助している団体です。

東京都動物愛護相談センターの譲渡対象団体(収容された犬を都から託されて保護譲渡する登録団体)にもなっていますが、こちらは保護譲渡するだけの会ではなく、次世代啓発チームがあり、子ども達への啓発活動にも力を入れています。 

夏休みに特別プログラムを行っていたため、8月12日〔第2回〕の会をプライベートで見学させてもらいました。
(1回目の様子はこちら→→アイドッグレスキュー隊スタッフブログ

詳細はアイドッグレスキューさんのブログの通りですが、途中、代表のNさんや、他のスタッフの方と個別に雑談することができました。
「実際に犬を保護譲渡しているからこそ、話す内容に説得力があるのだと思います」というお言葉。まさにその通りだと思います。
「プログラムは毎回見直して、子ども達が短時間で新聞を作れるように工夫を重ねてきた」という教育者としての視点・努力に頭が下がります。

これからも沢山の犬を助け、弱い者を助ける強さと勇気と優しさを、子ども達に教え続けてください。
ただ見学したいという奇妙な訪問者を快く迎えていただき、ありがとうございました。

22日の最終回はまだ受付中だそうです。
詳細はブログでご確認ください。
b0220664_22584009.jpg




[PR]

by kiyoseneko | 2018-08-14 22:58 | その他 | Comments(0)

清瀬の猫に思う(2018.2.19)

清瀬は東京都北部にある小さな市です。
東京都の地図の北側ど真ん中。
埼玉県所沢市との境界にピョコンと小さく飛び出しているところ、
そこが清瀬です。

空堀川が柳瀬川に合流し、かつては下流域で稲作が行われていたと聞きます。
水田が広がり、稲穂が風にたなびく様子はどれほど美しかったでしょう。
牛を飼う農家は今でもありますが、周囲の住宅から臭いの苦情が多いと聞きます。
たくさんの牛がいる牛舎から、のどかな鳴き声が聞こえていた光景は、今は昔。

ここ数年、畑や林や空き地がどんどん消えて、戸建て住宅やマンションが立ち並ぶようになりました。
大きなビニールハウスがあった農地があっという間に整地され宅地として売りに出されています。

20年前引っ越してきたとき、車に轢かれて死んでいる猫をしょっちゅう見かけました。
清瀬の人たちは、なぜ平気なのだろうと、不思議に思いました。

今思えば、農作や畜産が盛んな地域には猫が多いのが常です。
寝場所や餌と引き換えにネズミを退治する役割を担っていたのでしょう。
農作は自然に身を委ね、畜産に生死はつきもの。
猫の生死すら自然や生活の一部だったのでしょう。

年をとったせいなのか、なんなのか。
夢中でTNRしていた10年前から時代は変わり、
また別の光景や心象が見えてくるのを感じます。

昨日、「千代田区のねこまつりに行ってきたよ!」と、ある会員から報告をいただきました。
よほどすごかったようで、興奮した様子のメールでした。

千代田区が殺処分ゼロを継続していることは多くの方々が御存知と思います。
区が主催で莫大な予算をつぎ込んで猫の保護譲渡をサポートし、
さらに猫をテーマにした大イベントを開催するという夢のような出来事は、
長年活動してきた「一般社団法人ちよだニャンとなる会」の力が何よりも大きいでしょうけれど、
千代田区だからこそできるのだと思います。


…と、ひがんで、いじけても始まりません。
小さな自治体に「莫大な予算と豊富な人材」を求めるのは酷です。
清瀬は清瀬だからできることを、小さくコツコツとやっていくしかありません。

きよせ猫耳の会を立ち上げて8年目になります。
猫の数は減少傾向、あとちょっとの努力で目に余るような不幸な猫は1匹もいなくなるはず。

清瀬のある地域では、◎◎地区のムツゴロウさんと呼ばれる人がいて、
鳥でも猫でも犬でも、困った事があると近所の人がアドバイスを求めにいきます。
しかも◎◎地区には他にも動物ボランティア経験者が何人かいて、
あそこの猫が脱走した!なんてことになると、すぐに連絡して情報交換できます。
そんなご近所同士の関係が、市内の各所にあれば・・・。

生活の中に、ごく普通に猫が存在し、当たり前のように慈しむ。
生み放題、死に放題ではなく、時代に合った共生の方法で。
そんな姿が理想だと思うのです。

清瀬の猫たちが、優しい清瀬の人たちに可愛がられてみんな幸せになりますように。
b0220664_11163626.jpg
会長宅の庭で保護されたトラコちゃん。右前脚切断の苦難を乗り越え、会長宅で今も幸せに暮しています。

[PR]

by kiyoseneko | 2018-02-19 11:18 | その他 | Comments(0)

猫ボランティア、できることは?②(2018.2.6)

この前の続きです。

きよせ猫耳の会という小さな会の中でも「猫の保護・譲渡」については意見が分かれます。
大きな団体は、なおさらでしょう。

猫耳の会は、創設当初、「猫の保護・譲渡は個人活動」と定めていました。
なのにどうして猫の保護をしなければならなかったのか。
そうせざるを得なかったのは、多頭飼育崩壊や高齢飼い主による飼育放棄が連続して発生したためです。
もちろん、最初は会の内部で大揉めに揉めました。

でも、会則にあるとかないとか、正しいとか正しくないとか以前に、
さらに言えば、猫ボランティアであるかどうか以前に人として、
目の前に殺処分になるかもしれない猫がいるのに、
簡単に見捨てることができますか??

ジタバタして、手を尽くして、それでもどうしても助けられないのと、
最初から諦めるのとでは、雲泥の差があります。
心の持ちようとして、、、です。

猫の命を背負う責任を軽く考えることはできませんが、
重く考えすぎていては、一歩も踏み出せません。

慎重さも大切ですが、
なんとかなるさ、という度胸も必要。

とはいえ、誰にでも、それぞれ「生活」があります。
できることもあれば、できないこともあります。

それは個々の胸の中、腹の中で決めることです。
誰かに強制されることではなく、
おだてられておみこしに乗せられてやることでもなく、
自らの覚悟と決意で行うことです。

そして・・・。
野良猫を捕獲して手術するいわゆるTNRと、行き場のない猫を保護譲渡する活動だけがボランティア活動と考えている人がいますが、
それだけでは猫も人も助けることはできません。

直接猫に関わる活動は、結果が目に見える分、やりがいがありますが、
地味だけど同じぐらい大切な活動があります。

「猫は愛護動物」
「猫の遺棄・殺傷・虐待は犯罪」

「猫の飼育には、飼育できる環境、経済力の他にも、猫に関する知識が必要」
「身元表示・室内飼育・脱走防止は飼い主のマナー」
「終生飼育は飼い主の義務」

「猫を飼う前に、飼えなくなったときのことを事前に考えるのが飼育放棄防止」
「猫を飼いはじめたら、必ず不妊去勢手術をするのが多頭飼育&飼育崩壊防止」

「(ペットショップの猫という)商品が、どのような流通経路で手元に来るのかを考えるのが賢い消費者」
「衝動買いを誘う(幼齢猫の店頭生体販売という)巧みな販売方法が、何のためなのかを想像し考えることも同じ」
・・・・・・・・・・・
などなど。

このような、普段、生活するうえでの知識や知恵やマナーやルールを、猫にあまり関心のない人たちにも少しずつ伝えていく、いわゆる啓発活動。
現場に行けない人にも、猫を保護できない人でも誰でもできる、大切な活動です。

人と関わるのが苦手なら、ご自分が大切に可愛がっている猫、気に掛かっている猫、猫じゃなくても、犬だって小鳥だってもちろん。
たとえ1匹でも、最期まで心をこめて、お世話してあげることだって大切です。

その姿を周囲の人たちは見ています。
動物を大切にする心を、知らず知らずのうちに伝えています。

[PR]

by kiyoseneko | 2018-02-06 14:13 | その他 | Comments(0)

10年目の再会(2018.1.8)

昨年の夏、保護されたあさちゃん。
目が見えず、関節炎もあり、やや認知症気味なのか昼夜関係なく泣き叫び、保護してくれたご家族を悩ませていました。
ようやく落ち着いたところで新事実発覚!!
b0220664_16311435.jpg

昨年暮れ、大掃除をしていたら、古い写真が出てきました。
10年前、餌やりの人たちに頼まれて、ある場所でTNRした猫。

「妊娠していました。まだパチンコ玉ぐらいの大きさでしたよ」と動物病院で言われたことを、今でもはっきり覚えています。
リリース後、他の猫との折り合いが悪く、行方不明になってしまったと聞いていました。

捕獲されて不機嫌そうな顔してる、懐かしい猫さん。
でも誰かに似てる・・・。
b0220664_16314388.jpg

まさかと思いつつ、送ってもらったあさちゃんの写真と見比べてみました。

右前脚の白手袋。
眉間のM字の筋の形。
鼻の白い毛の入り方。
右ひげの生え際の茶色い模様。

一つ一つ見比べて、まさか、まさか、まさかの繰り返しで、胸がドキドキしてきました。
大晦日でしたが、あさちゃんを保護してくれたYさんに写真を送ってみました。

すぐに返事が来ました。
「間違いなく、あさちゃん」。

・・・・・・・・・・・・・・

餌場を離れた後、どこでどうしていたのか誰にもわかりません。

別の場所でご飯をもらっていたのでしょうか。
それとも、誰かの飼い猫になっていたのでしょうか。

丸々と太って駆け回っていたのに。
すっかりおばあちゃんになって・・・。
10年後に再会するなんて、あのときは夢にも思いませんでした。

頑張って生きててくれて、
ありがとう。

Yさん、保護してくださって、本当にありがとうございました。

外の猫に餌をやっている方にお願いがあります。
10年ほど前からノラ猫の不妊去勢手術が本格化して、今は初期にTNRをした猫達の看取りの時期に入っています。
猫も老齢になれば、外での生活は苦労の連続です。
最後の最後、猫が動けなくなったときには、できれば室内に入れてあげてください。
そして愛情を注いで、静かな場所で看取ってあげてください。
よろしくお願いします。

[PR]

by kiyoseneko | 2018-01-08 21:42 | その他 | Comments(0)

新年ご挨拶(2018.1月)

明けましておめでとうございます。
今年は戌年です。
犬も猫も、大昔から人間のそばで暮してきた種を超えたパートナーです。
みんなみんな幸せに暮せますように。
本年もよろしくお願い致します。
2018年1月
b0220664_16595267.jpg




[PR]

by kiyoseneko | 2018-01-02 17:02 | その他 | Comments(0)

年末雑感2017(2017.12.31)追記・修正あり

一年の締めくくりに何か書かなければと思うものの、全く気分が乗りません。

猫ブームとやらで、あまりにも多くの猫の情報が拡散され、食傷気味です。
日本人って、そんなに猫好きが多かったかしら??

そのブームに対抗するような猫への殺傷・虐待事件も多く報道されました。
自分より弱いものをいじめて、何が楽しいのでしょうか。

仕方がないので、昨年の「年末雑感2016」を読み返してみたのですが、今年同じことを書いても違和感のない内容。基本は変わっていないのだと、少し安心しました。というよりも、なにやら予言的なことを書いてて、当たってる…。


今年も多頭飼育崩壊に翻弄された1年でした。
b0220664_11073479.jpg
おそらくこれは氷山の一角、同じような現場が清瀬にまだまだあるかもしれません。

神戸市では、まったく同じケースで、部屋の修繕費用として1000万円が飼い主に請求されています。
人も猫も不幸になる多頭飼育崩壊、事前の防止策が望まれます。


きよせ猫耳の会は、「飼い主のいない猫」に関する活動がメインでしたが、こうして飼い猫問題にも取り組まざるを得なくなりました。

基本は変わらず、「行政と共に、猫に関する公益的な活動をすること」です。
保護しなければならない猫が増えるのを未然に防ぐ、地域猫対策や猫の適正飼育の普及の拡大。

猫耳の会の本来の目的は、そのような提案を行政にもっともっと申し出ていくことにあると思います。
行政は個人のいうことをそのまま聞いてくれません。
やはり集団の意見、市民の声、会の力が必要です。

あれこれと手を出せるのは本格的なスキルやノウハウ、マネジメント力がある人や団体だけです。
動ける人や予算が限られているのであれば、無理なく目標を定めてできることだけを行う。
言い古された言葉ですが、真摯に着実に誠実に。

会員の中には、「車の運転もできないし、猫の保護もできない。何の役にも立てない」とおっしゃる方もいます。
でも、そんなことに引け目を感じないでほしいと思います。
応援や支援をしてくださる方々がいて初めて、きよせ猫耳の会は活動が可能になるのです。
会員のひとりひとりが「大切にされている」「必要とされていて活躍の場がある」と感じられるようであってほしい…会の主役はすべての会員です。

今年も、たくさんの方々に大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
b0220664_03445079.jpg


今年、N.Yさんが保護してくれたあさちゃん。
10年前に私がTNRした猫でした。年末ぎりぎりで判明した奇跡です。

[PR]

by kiyoseneko | 2017-12-31 03:55 | その他 | Comments(0)

室内飼育と多頭飼育

猫の室内飼育の推奨が、まさかの副産物を生み出しているのでしょうか。

多頭飼育と飼育崩壊。

ブリーダーの倒産ではなく、
ごく一般の人が猫を室内で増やし、
飼いきれなくなって放棄する。

昔は庭で餌をやって、猫を増やしている家が多く、
外に開かれ顕在化していた。

猫の糞尿被害をなくしましょう、
不幸な猫を減らしましょうと、
外で生きる猫を問題視していたら、
今度は多頭飼育や多頭飼育崩壊が増えてしまったのかな。

だとすれば、あまりにも皮肉です。

外から見えない密閉した室内。
風通しの悪い、地域との繋がりが薄い無縁社会。

「猫を通じた地域コミュニティの再生」なんて誰も望んではいなくて、
それぞれが個々の世界に引きこもることに安らぎを感じているとしたら、
地域猫活動は、夢のまた夢。

何か変。
世の中が、どんどん変わっている。
良い方向に変わればいいけれど。

いや、どこかおかしいと、
思い始めていないか。
誰もが。

それでも猫は生きていて、
私たちも日々の生活の中で
前に進まなければならない。

きよせ猫耳の会も
一歩ずつ前へ。

[PR]

by kiyoseneko | 2017-09-29 23:27 | その他 | Comments(0)

清瀬市、犬のしつけ方教室に参加!(2017.8.22)

8月14日、清瀬市水と緑の環境課主催で、、、「犬のしつけ方教室」がありました。

「ペット」という大きな括りの中で、犬の問題についても考えることがあり、また、昨年、愛犬を亡くしたばかりで、自分の飼い方は本当に正しかったのか、もしまた、犬を飼うことがあれば、もっと良い飼い主になれるだろうか、といった個人的な思いもありました。さらに、モデル犬による実演があると聞き、ぜひ参加しようと、直前に思い立ったのです。

当日、会場に着くと、駐車場に大きなワゴン車。動物愛護相談センターの文字。
b0220664_13354886.jpg


配布された資料です。
b0220664_13354960.jpg


パワーポイントを使った講義は、大変勉強になりました。

例えば…
犬を飼う前のチェックポイントの中に、「あなたは辛抱強い性格ですか?」とありました。動物は人の言うことを1回で理解できないし、言っても理解してくれるとは限りません。それでも辛抱強く、付き合えるかということです。

また「経済的に余裕がありますか?」では、犬の生涯飼育費が300万円以上であること、「転勤や引越しの見込みはありませんか?」「社会人として責任が持てますか?」には、深く考えずにペットを飼い始める人が多いから、このようなチェック事項があるのだろうなぁと、とても参考になりました。

デモンストレーションをするモデル犬のクッキー君は、すごく可愛いワンコでした。
このようなモデル犬も都内で保護された犬なのだそうです。

講師の先生方は獣医師免許を持っている都の職員で、動物の専門家です。犬だけでなく、猫の生態や飼い方、地域の野良猫問題について講義していただくことはできないのかしら?と、ふと思いました。

講師の先生に特に親しみが持てたのは、次のお言葉。
「吠えたりいたずらをして、どんなにしつけても直らない犬もいます。でも、他人に迷惑さえかけなければ、家の中では飼い主さんがどこまでそれを我慢できるか、なのです。」

そうなのです。
「〇〇な子ほど可愛い」って言いますね。
どんなに迷惑をかけられても、どんなに時間を奪われても、丸ごと受け止めて「うちの犬猫が一番!」と思えるのが、真の愛犬家、愛猫家なのだろうと思いました。

もちろんそれは、飼いきれなくなって、こんなはずじゃなかったとペットを手離すようなことがないように、「社会人として、ご近所や他人に迷惑をかけなければ」ということですね。

そんな犬のしつけ方教室に関しては、市のホームページに報告と写真が掲載されています。
清瀬市ホームページ→暮らしの情報→ペット、でご覧いただけます。

[PR]

by kiyoseneko | 2017-08-22 12:26 | その他 | Comments(0)

地域猫を考える(2017.1.31)

地域猫活動について学ぶために、清瀬市では毎年「飼い主のいない猫対策セミナー」を開催しています。

何回も何回もセミナーを聞いて、その都度考えるのは、地域猫活動の理念はシンプルであり、完璧に実行できれば猫の殺処分ゼロだって可能だろうということです。

でも、シンプルであるが故の悩みもあります。

想定外の出来事が起こったときに、どう対処すれば良いか分からなくなるのです。

地域猫活動の実行には、やる気溢れる前向きの行政マンと、何があってもくじけず理路整然と説明できるボランティアと、誰とでも意見を交わし困難にもめげず町のために働く住民が必須です。

地域猫活動は猫の為ではなく、人の為の活動であるということは、それなりの社会資源=人材がなければ実行不可能ということ?

完璧な人間なんていない。
永遠に変わらないものなんかない。

役所はしょっちゅう担当者が変わる。
ボランティアも家庭があるから、急な要請に応えられないこともあるし、気が弱い人もいれば、人と上手に話せない人もいる。
住民だって、みんながみんな、猫に理解のある人たちばかりではありません。猫なんて見たくもない、という人だっているでしょう。

では地域猫活動は机上の空論なのでしょうか?そうなんでしょうか…??

地域猫、地域猫と言っておりますが、実は清瀬市では地域猫活動を(理論通り)完璧に遂行している場所はありません。

でも、地域でそれなりに認められている猫たちはたくさんいます。

寛容に支えられながら。

それで良いのではないでしょうか。

地域猫活動や地域猫対策の理論や方法を知っているのと、全く知らないのとでは、人や猫への対応の仕方に雲泥の差があると思います。

地域猫という究極の理想を目指しているからこそ、たとえ完璧な地域猫でなくても、その場所でベストの対策が取れると思うのです。

夢でも理想でよいではありませんか。
一歩一歩、近づく事が大切。

もし全ての人が、
望む望まないに関わらず、
何千年も前から人の近くで生きている猫という小さな生き物のことを気に掛けて、
人と猫という種の違いを超えて共に生きていこうと
もし少しでも思ってくれるのであれば、
それで良いのです。

人はそれほど偉いですか?
猫よりも犬よりも立派な動物ですか?

なんてことも考えつつ。
今日も夜は更けます。

今年も1カ月が、
早くも終わろうとしています。
b0220664_20525947.jpg

人間はめんどくさいねぇ〜。

[PR]

by kiyoseneko | 2017-01-31 20:55 | その他 | Comments(0)

年末雑感2016

今年も残すところ1日となりました。
会ができて6年。
個人的に活動を始めてからちょうど10年。

たくさんの方々の活躍で、清瀬市内の野良猫の数は劇的に減っています。
毎月のように見掛けた、路上に転がる猫の死体を、今はほとんど見なくなりました。

見た人たちが、すぐに役所に電話しているのかもしれませんが、
それもまた、広報や啓発のおかげだと思います。

人が倒れていたらすぐに通報するように、
猫だって倒れていたら、すぐに対応する。
そんな風に、市内は変わりつつあるように思えます。

もちろん、猫の絶対数が減っていることが一番の要因でしょう。

10年前に活動を始めた頃の猫たちが、そろそろ高齢となり、看取りの時期でもあります。
若いうちに事故や病気で命を落とす猫もたくさんいますが、それを乗り越えてきた猫は、屋外の過酷な環境でも10年以上は生きます。

外で生きる猫は、室内で飼われている猫に比べると、老化が早く、心も体もボロボロです。
たとえ保護できても、投薬も点滴も素直には受け付けません。
それでも、ずっと餌をやっていた猫であれば、せめて最期は室内で看取ってあげてほしいです。

餌やりさんも10年分、確実に年を取っています。
室内で飼えないから、外で餌をやっているのでしょうし、押し付けることはできません。

ただ、もしこれから、外で猫を世話しようと思う方がいるのであれば、10年後を想像してください。
そして、人にも猫にも、何が一番良いのかを考えていきましょう。

次の10年後なんて、どうなっているかわかりません。
世の中が、もっともっと変わり、猫を飼いたい人がすべてシェルターから譲り受けることができる。
そんな社会が当たり前であってほしいです。

猫は飼い主を選べません。
一匹一匹を大切に。

看取りもまた同じです。

今年は個人的に、つらい別れが重なりました。
ちょうど16年前に、わが家の子として飼いはじめた犬と猫が、順番に亡くなりました。
いよいよと覚悟を決めてからの日々は甘く、切なく、人間と犬猫という種族の隔たりを超えた毎日でした。

でも亡くなってしまえば、面倒な手続きもなく、遺産相続もありません。
ごくごく個人的な感傷が残るのみです。

ぽっかりと空いた心の隙間は埋まりませんが、いつもその子たちが眠っていた場所は、他の猫がさっさと占領しています。

10年前は「自分がやらなければ誰がやる?」と、使命感に燃えていました。
今は、たくさんのボランティアさんが我こそはと、次々と新たなコンセプトで活動を展開しています。
目的はただ一つ。それだけは見失わないように、ボランティア同士がぶつからないようにと願います。

年明け、1月8日には、清瀬市内のオリエンタルビル1階で、「にゃんだん邸と東久留米HAS共催」の譲渡会が開催されます。(⇒詳細はHASブログへ
※なお東村山のNPOキャットサポートさんの譲渡会は同会場にて、1月29日開催です。

また、1月22日(日)には、コミュニティふれあいネット(COFUNE)さんからのお誘いで、「私も先生!」プロジェクトとして、ワンワン柳瀬川の会の会長さんと共に、人と犬猫の共生・共存について、スピーチすることになっています(⇒詳細はCOFUNEさんのHPへ)。

今年お世話になった皆様に、心より、お礼を申し上げます。
来年もよろしくお願いします。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
b0220664_694075.jpg
もっとも思い出深かったチャコちゃん。色々なことを教えてもらいました(写真N.Yさん)
[PR]

by kiyoseneko | 2016-12-31 06:24 | その他 | Comments(0)