まるちゃんと茶太郎、そして茶々のこと(2018.4.16)

「まるちゃんがいなくなって1カ月たちました」
「いつも一緒にいた茶太郎も去年の7月に姿をみせなくなりました」
と、メールをもらったのは今年3月末。

まるちゃんとは、市内の団地の片隅にある公園で近所の方々から可愛がられ、大切にされていたアイドル猫です。
行方不明になって、市役所に問い合わせたところ、近くで収容の要請があったものの、残されていたのは血痕だけで猫の姿はなかったということです。
おそらくそれがまるちゃんだったのだろうと、諦めるしかなかったそうです。

ご近所の方が気付いて埋葬してくださったのでしょうか。
茶太郎に続いてまるちゃんもいなくなり、公園は猫が一匹もいなくなりました。

この公園の前を通ると、まるちゃんは大抵、ちょこんとベンチに座っていました。
近くを通る人に頭を撫でられている姿を目にすることもありました。
それでも時には「餌をやるな」という妨害行為があったようです。

年老いた小さな猫の存在も許されない。
そんな町は悲しいです。

まるちゃんと茶太郎は、最後まで可愛がられ、今は団地の最上階よりもはるかに高い空の上で駆け回っているのかもしれません。
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2017年、在りし日のまるちゃん



まるちゃんがいる公園から遠く離れたN地区の住宅街。
7年前に飼い主の入院で取り残された猫7匹のうち、唯一、今まで逞しく生きていた茶々が3月半ばに入院しました。

「3日間、ご飯がまったく減っていない」「寝床から動かない」と相談を受け「これは一大事」と保護を試みるも失敗。
その翌日、ずっとご飯をあげていたYさんと、ご近所の別のYさんが、茶々を洗濯ネットの中に追い込み、病院に連れて行ってくれました。

左脚の裏から甲まで傷が貫通。
腫れていた部分から膿がどっと出たそうです。
ずっと食べていなかったからか、腎臓の数値が驚くほど悪くなっていたそうです。

治療の甲斐あって傷は治ったものの、強制給餌と点滴をマメにしなければならず、今も入院中です。
飼い主亡き後、誰からも触られたことのない茶々。
病院の先生と看護士さんの腕は傷だらけ。

一旦リリースすれば、二度と捕まえることはできない茶々。
退院したら、どうしてやるのが一番良いのでしょう。
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2011年撮影。まだ若かった茶々。活発で野生的、でも手術済みの女の子♪

ずっと顔なじみだった猫が事故や病気や高齢で亡くなったり、入院するのは寂しいことです。いつもの場所に猫の姿がないのは悲しいことです。

でも、不幸な猫がいなくなることを目指すとしたら、これはこれで、良いのでしょう。

頑張って生きてくれてありがとう。


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by kiyoseneko | 2018-04-16 23:07 | 地域猫・TNR活動 | Comments(0)