猫を飼うのは簡単ではない(2017.2.22)

猫の日なのに、心はブルー。
糞尿まみれの小さいトイレ。小さいケージの中で猫3匹が体を寄せ合っていたそうです。

半年ほど前、小さいお子さんが3人もいるアパート暮らしの一人親のご家庭に、子猫3匹を渡した方がいたのはなぜでしょうか?

「飼いたい」と「飼える」は別です。

人が猫を飼い続ける限り、飼育放棄は必ず起きます。法律に抑止力はありますが、完全に防ぐことはできません。

それよりも…。

子猫がオモチャのように連れてこられたこと。何よりもショックでした。

無理な多頭飼育はやめてほしい、
猫は癒しの道具ではないと、
ずっと言い続けています。

猫にかかる飼育費、医療費をご存知ですか?若い猫ならフードとトイレ砂代ぐらいで済むかもしれませんが、年をとるにつれ病気がちになり、病院に連れて行けば数千から万単位で医療費がかかります。

それを最期まで看取るのが飼い主の義務なんです。それを最初から考えて飼わなければならないのですよ。

今回は生活のために、猫の飼育費を真っ先に削らなければならないケースとして役所から相談を受けました。

シェルターもなく、猫の保護は困難ですが、こちらも頭から拒否することはできません。

「不可能」と「解決困難」は違います。

不可能と決めつけず、できる限りのことをやって、それでダメなら諦めもつく、これは会ができた当初から、言い続けてきたことです。

「飼い主のいない猫を考える会」が、きよせ猫耳の会の旧名です。どんなことでも最初から諦めず、考えて考えて解決方法を見つけようという願いを込めたからです。

きよせ猫耳の会は地域猫を推進する会です。市内のノラ猫をできる限り減らすために活動しています。

それは人のためであり、人が幸せなら猫も幸せになれるからです。

困っている人がいるなら助けましょう。

でも猫の引き取りはしません。
シェルターがないからできないのです。
ハコモノを作れば管理に手間も費用もかかります。

経営に長けた若い方ならシェルター運営も可能かもしれませんが、私たちは身の丈に合った活動を地道にやるだけです。

無理な引き取りは多頭飼育や過剰多頭保護を増やします。

幸い今回は1歳にもならない猫たちで、衰弱もしておらず、しばらくの間、飼育継続は可能です。

でも会のスタッフが定期的に見守りしなければ、飼育状況がどうなるかわかりません。昨日は猫たちが快適に過ごせるように環境を整えてきたそうです。

できるだけ若く、健康なうちに、里親さんに託してあげたいです。

里親募集については、後ほど掲載いたします。かわいいキジトラ兄弟です!
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他にも2匹いますが、ほぼ同じ柄。抱っこもできるおとなしい子たちです。
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by kiyoseneko | 2017-02-22 08:48 | 活動 | Comments(0)