年末雑感2016

今年も残すところ1日となりました。
会ができて6年。
個人的に活動を始めてからちょうど10年。

たくさんの方々の活躍で、清瀬市内の野良猫の数は劇的に減っています。
毎月のように見掛けた、路上に転がる猫の死体を、今はほとんど見なくなりました。

見た人たちが、すぐに役所に電話しているのかもしれませんが、
それもまた、広報や啓発のおかげだと思います。

人が倒れていたらすぐに通報するように、
猫だって倒れていたら、すぐに対応する。
そんな風に、市内は変わりつつあるように思えます。

もちろん、猫の絶対数が減っていることが一番の要因でしょう。

10年前に活動を始めた頃の猫たちが、そろそろ高齢となり、看取りの時期でもあります。
若いうちに事故や病気で命を落とす猫もたくさんいますが、それを乗り越えてきた猫は、屋外の過酷な環境でも10年以上は生きます。

外で生きる猫は、室内で飼われている猫に比べると、老化が早く、心も体もボロボロです。
たとえ保護できても、投薬も点滴も素直には受け付けません。
それでも、ずっと餌をやっていた猫であれば、せめて最期は室内で看取ってあげてほしいです。

餌やりさんも10年分、確実に年を取っています。
室内で飼えないから、外で餌をやっているのでしょうし、押し付けることはできません。

ただ、もしこれから、外で猫を世話しようと思う方がいるのであれば、10年後を想像してください。
そして、人にも猫にも、何が一番良いのかを考えていきましょう。

次の10年後なんて、どうなっているかわかりません。
世の中が、もっともっと変わり、猫を飼いたい人がすべてシェルターから譲り受けることができる。
そんな社会が当たり前であってほしいです。

猫は飼い主を選べません。
一匹一匹を大切に。

看取りもまた同じです。

今年は個人的に、つらい別れが重なりました。
ちょうど16年前に、わが家の子として飼いはじめた犬と猫が、順番に亡くなりました。
いよいよと覚悟を決めてからの日々は甘く、切なく、人間と犬猫という種族の隔たりを超えた毎日でした。

でも亡くなってしまえば、面倒な手続きもなく、遺産相続もありません。
ごくごく個人的な感傷が残るのみです。

ぽっかりと空いた心の隙間は埋まりませんが、いつもその子たちが眠っていた場所は、他の猫がさっさと占領しています。

10年前は「自分がやらなければ誰がやる?」と、使命感に燃えていました。
今は、たくさんのボランティアさんが我こそはと、次々と新たなコンセプトで活動を展開しています。
目的はただ一つ。それだけは見失わないように、ボランティア同士がぶつからないようにと願います。

年明け、1月8日には、清瀬市内のオリエンタルビル1階で、「にゃんだん邸と東久留米HAS共催」の譲渡会が開催されます。(⇒詳細はHASブログへ
※なお東村山のNPOキャットサポートさんの譲渡会は同会場にて、1月29日開催です。

また、1月22日(日)には、コミュニティふれあいネット(COFUNE)さんからのお誘いで、「私も先生!」プロジェクトとして、ワンワン柳瀬川の会の会長さんと共に、人と犬猫の共生・共存について、スピーチすることになっています(⇒詳細はCOFUNEさんのHPへ)。

今年お世話になった皆様に、心より、お礼を申し上げます。
来年もよろしくお願いします。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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もっとも思い出深かったチャコちゃん。色々なことを教えてもらいました(写真N.Yさん)
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by kiyoseneko | 2016-12-31 06:24 | その他 | Comments(0)