現場(2016.6.1)

お出迎えしてくれた、具合が悪そうな小さな子。
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この日、庭には3匹。たぶん、父・母・子猫。
母猫はすでに妊娠中。お腹はぽっこり、体は痩せて。
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目についたのは、濡れたような尻尾。
ふさふさ尻尾のおちびちゃんも、ほら付け根が…。
以前、別の地域で見た猫と同じ。そこは猫白血病が蔓延していた。
やっぱりじめじめ湿った場所で、猫が増えてはどんどん死んでいた。
(どうせ死ぬから、手術なんて必要ないって、そこの人たちは言っていた)

今回は飼い主さんがいる猫達なので、私たちがどこまで介入できるかわかりません。
でもこれと全く同じ状況で野良猫が増えている現場をいくつも見てきました。

実際に現場を見てみると、野良猫か、飼い猫かの線引きは難しいとつくづく思います。
猫は自分が野良猫か、飼い猫かという認識はありません。
そこにあるのは、
「人にも猫にも周辺環境にも、あまり良くない影響をおよぼす恐れがある多頭現場」

誰が悪いとか、猫が悪いとかではないのです。
ただ、そのような状況が問題なのです。
猫耳の会は行政の下請けではありません。
民間ならではの機動力を発揮できたらよいのですが。

などと勝手に考えつつ、次の現場へ移動。

ある大きな農家の本家。
本当に広くて、どこからどこまでが敷地かわからないほど。
清瀬はこのような大きな農家に支えられてきた町だということを感じます。

納屋に住みついた親子猫。
あっという間に大きくなってしまい、慌てて、市を通じて会に連絡がはいったようです。
敷地が広ければ猫ぐらいいても良いのに…と思うのはこちらの都合。

カラスも多い場所ですが、以前、可愛がっていた猫が、タヌキかハクビシンかに襲われ、食べられて、玄関前で無残な姿になっていたことがあったそうです。それはつらいです。普通に老衰や病気で亡くなるのもつらいのに…。

庭の一角です。まるで森の小道。警戒するお母さん猫。
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子猫がご飯を食べるのを我慢してじっと見守るお母さん。母の愛は海よりも深し。
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子猫たちは順次、里親募集します!
お母さん猫も、子猫と一緒に飼い猫になれたらいいのですが。
それができない場合は、手術して元の場所に戻すTNRをします!!

今回、いつも現場を担当してくれているI会長とMさんにお願いして、久しぶりに2つの現場に同行させてもらいました。特にMさんの対話力の素晴らしさ。同行の市の担当の方々も舌をまくほど。(その場にいられず残念!あとから聞きました。)このボランティアは猫だけを相手にすればよいものではないと、改めて思います。

人、猫、家、生活、経験、環境、歴史、自然…。
現場に行って知ること、考えること、空気を感じること。
その中で、正しい判断と決断を下すこと。
時にはつらい選択も強いられます。

奥深いですね。猫ボランティア、地域猫活動。
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by kiyoseneko | 2016-06-01 23:58 | 猫の健康と病気 | Comments(0)