病気のペットとの生活(2016.4.10)

痙攣発作を起こした我が家の老犬ロッキーは、一晩で退院。家に着いてすぐにまた発作を起こしました。
入院中の深夜にも発作を起こし、短期間で3回の発作に、担当獣医師の口からは楽観的な話はありませんでした。

次の発作で亡くなる可能性もある。
おそらくそういう事です。

発作を起こした時にしてやれる唯一の事は痙攣を抑える座薬をすぐに入れてやる事。発作の繰り返しを抑え、脳細胞へのダメージを最小限にできる…のだと思います。

だからできる限り、一日中、一緒にいる時間を作ろうと決心しました。色々な約束も全てキャンセル。不義理覚悟です。

退院後のロッキーは、凄まじい状態でした。ずっと興奮状態で、ハアハア言いながら同じ場所をぐるぐる回って、止めようとしても、スイッチが入った犬のおもちゃのように止まらないのです。一旦電気が流れ出すと、本人にも止められないのでしょう。神経症状の恐ろしさに身がすくみました。

あまりにも興奮しているので、夜は落ち着かせようとケージに入れて暗くしていたら、アオーンと遠吠え。15年間、聞いた事のない声。さらにヒーンヒーンという、身を切るような悲しげな鳴き声。当然、こちらは眠れません。ロッキーも眠ったのはほんの2時間半ほどでした。

ケージに入れた事が悪かったと反省して、翌晩は部屋の中で好きにさせていたら、今度は一睡もせずに夜じゅう動き回ります。こちらは堪らず、ウトウト始めたら、ものすごい物音で目が覚めました。眠い目をこすりながら電気を点けると、衣装ケースに突進して口の端を切ったのか、部屋の中が血だらけ。怯えた目をしたロッキーが、それでもまだハアハア言いながら、歩き回っていました。その姿があまりにも憐れで、思わず抱きしめて、猫たちがいる居間に連れて行くと、不思議な事にすっかり安心してぐっすり寝入ってしまいました。

その後、脳圧を下げる薬や痙攣を抑える薬を飲ませて落ち着いてきましたが、仕事のために半日病院に預けたら、また少し、興奮状態になりました。

人間でも高齢者が入院をきっかけに認知症のような症状になるそうですから、ロッキーにも精神的なストレスが一番良くないのかもしれません。誰もいない家の中で、突然痙攣発作を起こしたらと想像するだけで胸が痛みますが、本人にとっては、家の中で猫たちに囲まれているのが一番安心のようです。その中で亡くなるなら、おそらく本望でしょう。

今も、ぐっすり眠っています。
時々、口をクチャクチャさせて。
夢の中で美味しいものでも食べているのかな?
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by kiyoseneko | 2016-04-10 17:54 | 猫の健康と病気 | Comments(0)