動物愛護推進員研修に行きました(2016.1.14修正済み)

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久しぶりの都庁前です。
平成27年度の第3回動物愛護推進員研修。
推進員や譲渡団体だけではなく市区町村の動物行政担当や福祉担当者も出席。

今回のテーマは「多頭飼育問題への取り組みについて」と「社会福祉学から見たアニマルホーダー」。

多頭飼育とホーダーは、何年も前から会の中でも問題提起され、問い続け、未だに解決できないテーマです。

この問題の解決に福祉の力が必要であることは、現場に出入りしているボランティアならとっくに気付いているはずです。

やっとここまで来たかという感じです。

動物愛護相談センター所長さんの挨拶には、動物行政だけでは解決できない問題への苦悩が感じられました。「社会福祉がブレイクスルーになれば」と。
※ブレイクスルーは突破口あるいは画期的解決などと訳されます。

都の多頭飼育への取り組み。
法律に基づいてでしか動けない行政。問題のある多頭飼育やホーダーは、長期案件事案となり解決困難なケースが多いそうです。(多頭と言っても10匹でも非常に綺麗に健康に飼われている猫もいれば、ひどい状態で飼われている猫もいる。2匹でもちゃんと飼えない人もいるので、猫の数だけが問題ではないそうです)

続いて社会福祉学の専門家、首都大学東京の准教授、室田信一先生のおはなしです。

はっきり言って、期待していた話とは全く違いました。

違いましたけど、やっぱりそうなんだ、と納得しました。

多頭飼育やホーダー問題は、動物だけを助けても根本的な解決にはならない、おもに人の問題なのだということ。

人の問題である以上、動物行政や動物ボランティアだけでは解決不可能。

地域社会との繋がり、地域コミュニティの再生、サロン活動、生活困窮者、要支援者への援助。その中に、多頭飼育者とホーダーへの支援も含まれます。特に行政内での様々な部署同士の相互連携、地域内では市民活動団体やNPOの役割がますます大切になってくる。

多頭飼育やホーダーには、そのきっかけとなった何かがあるはず、自分の価値観とは違っても、飼い主が一番大切にしていることを知り、共感する、等々。

…動物ボランティアも、地域の問題を解決するにはコミュニティソーシャルワーカーと似たような知識と役割を、これからは持たなければならない時代が来るだろうと思いました。

もっと色々知りたいです。

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by kiyoseneko | 2016-01-13 18:23 | 猫と福祉 | Comments(0)